Chromebook Airになる
古いMacBook Air2012の再利用としてLinuxのFedora35を入れてしばらく使っていましたが、これを消して、改めてChromeOSのCloudReadyを入れ直しました。
Linuxを捨てた主たる理由は
- Fedora35のバッテリー持ちが悪すぎたこと。目に見えるスピードで減っていきました。100%にチャージしても、起動しただけで99%になりました。。。デスクトップならともかく、ノートPCなので使い物になりませんでした。
- バッテリー問題と関連していますが、2つ目はCPUの発熱です。感覚的には、CPUの温度はMacOSのときよりプラス20℃くらいかなと思われます。いま1月で冬だからいいですが、夏になったら熱暴走、最悪壊れるかもしれません。
他にも作ったディレクトリーの名前が、ディレクトリーを消したあともGUIに消えずに残っていたりとか、いろいろありますが、サーバーとかならともかく、ラップトップPCとしては諦めざるを得なかったです。
それで代わりに入れたCloudReadyですが、バッテリー・CPUの発熱問題は完全に解決しました!しかもMacキーボードのコマンドボタンを認識していて、コピペをCommand+c、Command+vで実行できます。惜しいのは、MACキーボードの英数かな変換が使えないことでしょうか。しかしこれは慣れればなんとかなりそうです。
古いMacBook Airの再利用としてCloudReadyおすすめです。
Linuxのショートカットキーの設定を変更する
はじめに
MacBook Air 2012に入れたFedora 35の話です。
Linuxでもウィンドウズとおなじで、ほとんどの場合コピペのショートカットキーは
【Ctrl+c】
【Ctrl+v】
です。ただしターミナルでは
【Ctrl+Shift+c】
【Ctrl+Shift+v】
になります。一方で、本体はMacですから、やはりこれらを
【Command+c】
【Command+v】
に変更したいです。
ウィンドウ操作など、一部のショートカットキーの設定については、設定画面から変更することができます。ただし、すべてのショートカットキーについてこれができるわけではありません。それで調べましたところ、dconf-editorというアプリを入れるとこれができるようなので、実際にインストールして実行してみました。ただし残念ながら、変更できたのはターミナルのショートカットキーのみです。
Dconf-editor
インストールしてしまえばあとは簡単。直感的に操作できます。アプリを立ち上げると下のような画面が開くので、検索バーに「keybindings」を入力し検索。
次にorg/gnome/terminal/legacy/keybindingsを選択し、進めるとショートカットキーの設定画面に行けます。Mac-LinuxではCommand=Superと認識されているので、コピペはSuper+c、Super+vに設定すればOK。ただし、Fedora 35ではデフォルトでSuper+vが通知画面を開くキーに設定されているので、初めにこっちを変更するなり消すなりしてないと、バッティングしてうまくいきません。
MacBook Airの起動音を消す(Linux インストール後)
MacBook Air 2012にFedora 35をクリーンインストールしてしばらくたちました。電源を入れたときのMacの「ジャーン!」という起動音を消したくなったのでチャレンジしてみました。
ネットで調べると、いくつかのサイトでその方法が紹介されているんですけど、同じようにやってもダメ。うまくいかず苦労しましたが、最終的にできましたので、記録しておきます。
基本は下のサイトで紹介されている方法なんですが、chattrはsudo chattrにして実行しました。しかし最後のprintfのラインで「許可されていません」となってダメでした。sudoでやってもだめ。
linuxをインストールしたiMacの起動音を無効にする - Qiita
それで調べましたところ次のサイトに答えがありました。
sudoでリダイレクトするとエラーが出た時の解決法 | LFI
どうもリダイレクトのところでエラーになったみたいです。
最終的にprintfのラインを
printf "\x07\x00\x00\x00\x00" | sudo tee /sys/firmware/efi/efivars/SystemAudioVolume-7c436110-ab2a-4bbb-a880-fe41995c9f82
にしたら無事できました!
つ、つかれた・・・
Aimez-vous Brahms?を読んで
サガンの「Aimez-vous Brahms?」の感想的なもの。邦題は直訳で「ブラームスはお好き?」です。映画化もされている有名な作品。どんなものかという好奇心と、以前サガンの「Bonjour tristesse」を読んだことがあり、それほど難しくなかったとの読みやすい作品だったのとで、ブラームスも簡単だろうと期待して読みはじめました。が、これがなかなか難しかったです。。。
あらすじ:キャリアウーマンでアラフォー独身女のPaule、浮気性の恋人Rogerとのまんねりぎみの関係に疑問を持ち始めていた。ある日客先の息子でイケメン美青年Simonと出会う。Simonは童貞を自分のお母さんの友達に奪われた(笑)という筋金入りのオバコンで、Pauleに一目惚れ。はじめは14歳も歳下のSimonを坊や扱いして疎ましく感じていたPauleだが、寂しさを紛らわすためにSimonを受け入れてしまうのだった。。。
という具合で、イストワールはハーレクインロマンスばりの鼻白む展開ですが、バブル時代のトレンディードラマを思い出して懐かしさも感じました。自分自身が恋愛に縁がなかったこともありますが、ポールはじめ登場人物がそれぞれの思いを内証する部分はつまらない上に解釈が難しく、苦痛でした。フランス語の勉強と思って我慢して読みました。そうでなければ読めなかったでしょう。
Fedora 35の使い心地:バッテリー問題
MacBook Air 2012にFedora 35を入れて数日たちました。
バッテリーの減りがはやすぎますね。。。
連続して2〜3時間使えればいい方でしょうか。ノート型パソコンにとっては致命的な問題かもしれません。MacOsと比較してCPUの温度も高いです。やはり、しょせんは借り物の躯ということでしょうか。
「Fedora 35 battery life」などで検索するとラップトップPCのBatteryが問題になってることがわかりますね。
Fedora 35: so far battery life w. Power Profiles seems worse than with tlp : Fedora
Fedora 35にはデフォルトで電源制御プログラムのPowerProfilesというのが入っていて、バランスモードとか節約モードとか選べるようになっています。これよりTLPというプログラムのほうが優れているのでは?という指摘があります。それで私もPowerProfilesを停止させて、代わりにTLPを入れてみました(バッティングするので、同時には動かせないみたいです。)
結果はというと、あんまり変わらないですね。。。どちらかといえばPowerProfilesのほうがいいかもしれません。結局、TLPを停止させてPowerProfilesを復活させました。
こりゃ素人には、どうしようもないですね。
古いMacBook Air(2012)をLinux化-Fedora 35-
Linuxation d'un vieux MacBook Air
はじめに
ずっと使っているmacbookair2012、osの更新はカタリーナを最後に止まってますし、サポートも切れそうということで、M1のmacbookair2020(の整備済み)を買いました。新しいMacBook Airのディスプレイの綺麗さとサウンドの立体感に感動しました。それで、古いMacBook Air2012は初期化して売ろうかと思い、クリーンインストール試みたところ、何故か失敗。OSの復元もめんどくさいので、思い切ってLinux化してみました。古いパソコンのLinux化は多くのブログやYoutubeで紹介されているので重複になりますが、素人でもできましたので、改めてここで紹介しようと思います。といっても参照したサイトの引用のみです。
大雑把な流れ
- 先ずLinuxのOSをダウンロードします。
- これをアプリを使ってインストール用のデータに変換します。
- 実際にインストールして終わり。
という3ステップです。ダウンロードしたOSを直接にインストールすることはできません。それで2番目のプロセスが必要になり、ここで実際にインストールするためのメディア(live USBというもの)を作成します。
1.OSのダウンロード
私はLinuxの中でもFedora35というのをインストールしました。次のリンク先から手に入れることができます。
ダウンロードの選択肢がたくさんありますが、インストールするMacのCPUはインテルなので【Fedora 35: x86_64 DVD ISO】(isoファイル)をダウンロードします。事前にインストールするパソコンのCPUがインテル製かどうか調べておく必要はありますね。
2.インストール用データ作成
Fedoraの場合は、専用のソフト【Fedora Media Writer】が用意されていて、これを使ってインストール用のメディア(live USB)を作成することができるようです。isoファイルをダウンロードしたのと同じページで取得することがきます。ただ私の場合はこのソフトが起動せず使えませんでした。なのでEtcher(エッチャー)というアプリを使いました。Etcherのダウンロードと使い方は下のサイトの2章を参考にしました。
【画像解説】MacでUbuntuのライブUSBを作ってインストールするまでの流れ | でざなり
とっても簡単。あっという間にlive USBを作ることができます。リンク先のLinuxはUbuntuになっていますが、Fedora35でも同じようにできます。
3.MacBook Air 2012にインストール
シャットダウンした状態のMacBook Airに上で作ったlive USBを差し込み【option】を押しながらスイッチオン!この後は下のYoutube動画の3:50からをそのままなぞりました。
【初心者向け】古いMacが蘇る MacBook Airにfedora35をインストール 古いPCにLinuxをインストールしよう #30 - YouTube
Macのキーボードの設定まで紹介されてるので助かります。
4.所感
Linuxってはじめてなんですが、学生時代にちょっとだけ触ったことのあるUnixを思い出しました。今のところけっこう気に入っていて、新しく買ったMacよりもFedoraの方ばっかり触っています。ついでにへたっていたバッテリーの交換までしました。
三幸福祉カレッジの介護福祉士実務者研修を受けて
はじめに
最近、三幸で介護福祉士実務者研修を受け無事修了しました。私は介護職員としての実務経験はないんですけど、以前ニチイで初任者研修を受けたので、その勢いで実務者研修も受けました。以下初任者研修と比較したまとめです。
実務経験がなくても受けられるか?
実務者研修も初任者研修同様誰でも受講可能ですが、初任者研修では先ず座学で福祉の歴史や介護保険制度など、基本的なことから教わって、実技ではシーツの畳み方からはじめるのに対し、実務者研修ではそういうのは一通り知っているという前提になります。ですから全くのゼロから実務者研修を受けると、おそらく何のことか分からないまま終わると思います。例えば「ICF」と聞いて「???」という人はやめた方がいいかもしれません。ゼロから始める人は、まずは初任者研修を受けた方がいいと思います。ちなみに私のクラスは十数人いましたが、私以外全員、実務経験ありの人でした。ただし、前述の通り私は実務経験なしですが、授業を受ける上でハンデを感じることはありませんでした。
事前学習はどんなの?
三幸では配布された教科書をもとに自宅学習を行います。学習方法にはWEB方式と郵送による通信方式とがあります。私はWEB方式を選びました。学習は教科書を読んで択一式の問題を解いていきます。全部選択問題で初任者研修にあったレポート問題はありませんでした。毎日1時間くらいでしょうか、コツコツと課題をこなして、難易度も初任者研修に毛が生えたようなレベルなので、余裕で100点が取れる内容です。WEB方式では解いた後ボタンを押しただけで採点ができるので、すぐに結果が分かり、郵送のやり取りもありませんから楽ちんでした。WEB方式を選んで正解でした。
どんな授業?
初任者研修では、はじめに教室で教科書を使った座学があり、そこで福祉や法律、介護行政、医学的理解などなど、介護職に必要とされる基本的な知識を教わりました。また介護職員の心得に加えて、先生の介護職としての経験談なども聞く機会がありました。一方、実務者研修ではこのような講義としての授業はなく、ほぼ全て演習でした。「介護過程」というのを習うんですけど、いくつかの例を使って練習してみるというものです。私は講義を期待していたので演習ばっかりでちょっと残念でした。演習もいきなり応用問題からスタートしたようなレベルで、もう少し簡単な練習問題から初めて欲しかったというのが本音でしょうか。
身体介護の実技練習もありますしたが、コロナ禍下で大幅に縮小され杖歩行の介助だけでした。
医療的ケアとは
全部で7日通うわけですが、5日が上で述べた介護過程の演習で、残り2日が医療的ケアの実技練習になります。医療的ケアでは喀痰吸引と経管栄養の実践方法を学びます。先生は看護師でした。医療行為の実技練習なんて生まれて初めてのことで、大変貴重な経験でした。参加して良かったです。ただし授業はスパルタ方式で大変でした。喀痰吸引も経管栄養も厚労省が定めたという20〜30くらいのプロセスで構成されています。これを授業中に何度も練習して丸暗記します。最後に先生の前で実演して、全部間違いなく行えれば合格、間違ったら不合格で、一からやり直しになったり居残りになります。私は休み時間もクラスメイトと練習しました。参加者は無事全員合格でしたが、非常に緊張感のある2日間で、時間もあっという間に過ぎました。
参加者
これも初任者研修とは対照的だったんですけど、参加者の半分くらいは20代から30代の若い人でした。女性だけではなく男性も多かったです。初任者研修では中高年が多くほとんど女性でした。みんな若いのに偉いなあと本当に感心しました。