ウクライナ戦争の影響
すごいことになりましたね。まさか2022年になってこんな戦争が起こるとは!
戦争が起こってからフランスのメディアを注視してるんですけど、やはりこれは「ヨーロッパの戦争だ」という認識のようですね。欧州各国とEUは、軍隊こそ送らないけど、武器を供与するなど軍事的にウクライナの後方支援をはっきり表明しています。
さてフランスでは大統領選が控えていますが、マクロンさんの勝利は間違い無いでしょう。フランスは伝統的に危機下では大統領の元に結束する国民性があるといいます。有力候補の選挙戦は軒並み失速。極左も極右も親ロシア的だったので、この戦争のおかげで大きく後退してます。例えばエリック・ゼムールはNATO辞めるとまで言ってましたし、、、またメロンションのツイートでは
La Russie est un partenaire. Je ne suis pas d'accord pour qu'on en fasse un ennemi. Nous avons fait entrer 10 pays dans l'OTAN à l'Est, ce qui a été ressenti comme une menace par la Russie. Surtout quand on installe des batteries de missiles anti-missiles en Pologne. #Elysee2022 pic.twitter.com/vHmmSIuKZ7
— Jean-Luc Mélenchon (@JLMelenchon) 2022年1月3日
という具合です。フランスの両極が親ロシア的というのは日本から見ると面白い現象ですね。仏露は歴史的なつながりも深いですからね。今はともかく、早く戦争が終わってくれるのを祈るばかりです。